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「共に民主党」、比例衛星政党との合同手続きに突入

「共に民主党」、比例衛星政党との合同手続きに突入

Posted April. 22, 2024 08:55,   

Updated April. 22, 2024 08:55

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最大野党「共に民主党」が22日、比例衛星政党である「共に民主連合」との本格的な合同に向けた手続きを開始する。「共に民主連合」に合流した泡沫政党出身の当選者の「原隊復帰」が事実上確定した状況で、市民団体(市民会議)の推薦で当選した2人がチョグク革新党への合流に否定的または留保的な立場を示し、「チョグク革新党の院内第3交渉団体の構成が難航する」という見通しが出た。

「共に民主連合」関係者は21日、電話取材に対して、「(民主党との)22日の最高委員会議で合同を決定した後、本格的な合同の手続きを踏む予定」とし、「戻る政党がある当選者はそれぞれの政党に復帰し、市民会議の当選者の場合、当事者が(進退を)決定することになるだろう」と明らかにした。これにより、「共に民主連合」に合流した進歩党(2人)、基本所得党(1人)、社会民主党(1人)所属の当選者らはそれぞれの政党に戻ることになった。

「共に民主党」と「共に民主連合」は、合同手続きを「共に民主党」の院内代表選挙日である来月3日までに終わらせる計画だ。「共に民主党」関係者は、「『共に民主党』の院内代表選挙に『共に民主連合』出身の比例当選者にも投票権を与えるために、院内代表選挙日を考慮して合同を推進する予定」と話した。

市民会議の比例当選者2人も意見が分かれた。徐美和(ソ・ミファ)当選者は同日、電話取材に対して、「チョグク革新党に合流しない方針は確かだ」と話した。金輪(キム・ユン)当選者は、「24日、市民会議関係者との話し合いの後、決定することになるだろう」と説明した。

国会法を改正することなく交渉団体の構成要件を満たすには、進歩党(3議席)と新しい未来(1議席)、基本所得党(1議席)と社会民主党(1議席)、市民会議の当選者(2人)まで8議席を追加確保しなければならないため、市民会議出身の2人がチョグク革新党の交渉団体構成の「変数」とされている状況だ。

このため、第22代国会開院前にチョグク革新党を中心とした交渉団体を構成することが難しくなったという分析が出ている。チョグク革新党関係者は、「曺国(チョ・グク)代表が何度も『急ぐつもりはない』と明らかにした」とし、「交渉団体の構成が不可能なわけではない」と話した。


ユ・チェヨン記者 ycy@donga.com