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韓米科学化戦闘訓練に米海兵隊が初参加

Posted March. 29, 2024 08:46,   

Updated March. 29, 2024 08:46

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江原道麟蹄郡(カンウォンド・インジェグン)の陸軍科学化戦闘訓練団(KCTC)で、韓国陸軍部隊と在日米海兵隊が19~28日、大規模な合同科学化戦闘訓練を実施した。MILES(交戦装置)を活用して仮想敵軍と大規模な攻防戦を繰り広げる科学化戦闘訓練に、韓半島の有事に最初に展開される米増援戦力の一つである在日米海兵隊が参加したのは初めて。

陸軍によると、今回の訓練で第25師団など韓国軍兵士約2千人と米海兵隊第3師団第1中隊(約200人)がチームを組んで専門対抗軍連隊(仮想敵軍)を相手にした。

戦車や自走砲、攻撃ヘリコプターなど約230台の装備が動員され、3日間にわたる攻撃や防衛作戦など、実戦さながらの高強度の訓練が行われたと、陸軍は伝えた。米海兵隊員らは仮想敵地に潜入して捜索・偵察任務を遂行する役割も担った。

今回の訓練に参加した米海兵隊第3師団は、米第3海兵遠征軍の所属で、沖縄の普天間基地に駐留している。

訓練に参加した米海兵隊第3師団所属のニコラス・ベイアーク大尉は、「韓国軍との実質的な連合作戦能力を高め、両国軍の絆を深める貴重な機会となった」と話した。

このような中、金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長は28日、チャールズ・ブラウン米統合参謀本部議長、吉田義秀統合幕僚長と3者ビデオ会議を行った。金氏らは、北朝鮮の核・ミサイルの高度化など持続的な挑発行為により、韓米日3ヵ国の安全保障協力のレベルと範囲、領域拡大の重要性が浮き彫りになっていると強調した。軍関係者は、「北朝鮮のミサイル挑発への対応を議論し、軍事偵察衛星の追加発射の動向に関する情報も共有した」と話した。


尹相虎 ysh1005@donga.com