Go to contents

現代自「3年間で68兆」LG「5年間で100兆、不況の中の未来への投資

現代自「3年間で68兆」LG「5年間で100兆、不況の中の未来への投資

Posted March. 28, 2024 08:53,   

Updated March. 28, 2024 08:53

한국어

韓国国内の大手企業各社は、景気低迷の中でも未来成長エンジンを確保するため、兆単位の投資計画を発表した。昨年の経済成長率は1.4%にとどまり、長期的な低成長が懸念される中、雇用拡大の方針も明らかにした。

現代(ヒョンデ)自動車グループは27日、今年から2026年までの3年間、韓国内で8万人を採用し、計68兆ウォンを投資すると発表した。8万人のうち4万4000人は電動化やソフトウェア中心車両(SDV)など、未来の新事業分野に配属される。現代自動車は、雇用を増やした影響で、国内部品産業で11万8000人の追加雇用が生じると見込んでいる。韓国国内に投資する68兆ウォンのうち31兆ウォンは研究開発(R&D)に、35兆ウォンは設備投資に投入する。

LGグループも同日、2028年までの5年間、韓国国内で100兆ウォンを投資すると発表した。これは、LGの国内外総投資規模の65%に当たる。100兆ウォンのうち約50兆ウォンを人工知能(AI)やバイオ、クリーンテックなどの未来技術やバッテリー、自動車部品、次世代ディスプレイなどの成長分野に投資する計画だ。また、今回発表した投資金の約55%をR&Dに投入し、韓国国内を研究開発および製造の中核基地として育成する方針だ。

これに先立って、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足直後の2022年5月、韓国国内主要11グループは今後3~5年間で1060兆ウォンを投資するという計画を発表した経緯がある。当時、現代自動車とLGは、それぞれ2025年と2026年までの投資計画を明らかにしたが、今回はさらに1~2年後の将来時点までの計画を発表した。残りの三星(サムスン)とSKなどの主要グループは27日、「2022年に発表した投資計画を支障なく履行していく」と明らかにした。


パク・ヒョンイク記者 ク・トゥッキョ記者 beepark@donga.com