メッシとロナウドが事実上最後の対決、ＰＳＧが９ゴールの打ち合いを制す

リオネル・メッシ（パリ・サンジェルマン＝ＰＳＧ）とクリスティアーノ・ロナウド（アル・ナスル）の事実上最後の対決であり、ロナウドのサウジアラビア舞台デビュー戦として注目を集めた試合は合わせて９ゴールが生まれる打ち合いの末、ＰＳＧの勝利に終わった。

ＰＳＧ（フランス）は２０日、サウジアラビア・リヤドのキング・ファハド・インターナショナル・スタジアムで行われたアル・ナスルとアル・ヒラル（以上サウジアラビア）による選抜チームとの親善試合で、５－４で勝った。ＰＳＧはメッシとキリアン・ムバッペ、ネイマールが布陣した「ワールドクラススリートップ」で臨み、試合開始３分でメッシが先制ゴールを奪った。メッシはネイマールのスルーパスを受けて左足シュートでネットを揺らした。

反撃に出たロナウドは前半３４分、自身が直接得たＰＫを決めて１－１にした後、競技場を訪れた６万８０００人余りのファンの前でゴールパフォーマンスでサウジアラビアでの初得点を記録した。１－２でリードされていた前半ロスタイムにも得点したロナウドは、複数ゴールを記録した。後半１１分には連合オールスターチームのＤＦチャン・ヒョンス（アルヒラル）が頭でゴールを決めた。ムバッペは後半１５分、ＰＫゴールを決めた。

同日の試合は親善試合ではあったが、メッシとロナウドの３７度目の対決で、２０２０年１２月の欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）のグループリーグ以来、２年１ヵ月ぶりの対戦だった。当時、メッシはバルセロナ（スペイン）、ロナウドはユベントス（イタリア）所属だったがロナウドが２ゴールを決めたユベントスが３－０で勝った。

２０日、試合が終わった後、ロナウドはインスタグラムに「グラウンドに戻ってきてとても幸せで、古い友達に会えて嬉しかった」というコメントと共にキックオフ直前にメッシと言葉を交わす写真をアップした。メッシもロナウドとハグする場面の映像をインスタグラムに投稿した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com