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きょう日本でクァッド首脳会議、中国牽制の5G官民協議体を創設

きょう日本でクァッド首脳会議、中国牽制の5G官民協議体を創設

Posted May. 24, 2022 08:47,   

Updated May. 24, 2022 08:47

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24日、東京で開催予定の米国、オーストラリア、インド、日本4ヵ国の安全保障の枠組み「クアッド(Quad)」の首脳会議で、高速・大容量通信規格「5G」やバイオ技術での中国依存を脱するために官民対話を設立することで合意すると、読売新聞が23日付で報じた。

同紙によると、4ヵ国の首脳が採択する共同声明の原案に、5Gと6G、バイオ技術に関する政府と産業界でつくる官民対話を設ける構想が含まれている。

特に、通信設備分野で圧倒的な市場占有率を誇る大手の「華為技術」(ファーウェイ)に対抗する企業がないと判断し、クアッド国家の官民が力を合わせて5G通信分野を重点的に育成する計画だ。

また、4ヵ国の首脳は、バイオ技術の活用に向けて超高速コンピュータなどに使われる量子技術の協力強化も共同声明に明示する。また、政府調達のための条件に、開放性、人権尊重などをサプライチェーン(供給網)に関する基本原則とする模様だ。新疆ウイグル自治区の人権侵害問題などがある中国をサプライチェーンから排除する狙いがある。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com