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「オープン戦の不振を忘れろ」 キム・ハソンが初安打と初打点

「オープン戦の不振を忘れろ」 キム・ハソンが初安打と初打点

Posted April. 05, 2021 08:42,   

Updated April. 05, 2021 08:42

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大リーグ(MLB)サンディエゴ・パドレスのキム・ハソン(26)がレギュラシーズン2試合目で、2度目の打席で初安打を放った。4日、カリフォルニア州サンディエゴにあるペトコパークで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのホームゲームに出場し、1回裏の2死1、2塁で、相手先発のケイレブ・スミス(30)とフルカウント勝負の末、7球目を捉えて左前安打を放った。時速91.8マイル(約148km)のフォーシーム・ファストボールを攻略し、2塁走者ウィル・マイヤーズをホームに呼び込んだ。

2日の開幕戦に代打で出場して三振に倒れたキム・ハソンは同日、6番・2塁手で先発出場した。左腕スミスが相手先発に出て欠場したエリック・ホズマー(32)の代わりにジェイク・クローネンワース(27)が二塁手から一塁手に移したため、キム・ハソンが先発出場の機会をつかんだ。キム・ハソンは同日、3回裏にも先頭打者として打席に入り、89.6マイル(約144km)のフォーシーム・ファストボールを打ち返して左前安打を打った。自身初の連続安打で複数安打を放ち、同日4打数2安打1打点を記録した。スプリングキャンプの打率.167の貧打の悔しさも吹き飛ばした。

1回裏にキム・ハソンが初安打を打つと、ベンチのチームメイトたちも喜んでくれた。特に、チームの看板打者るマニー・マチャド(29)は、相手守備手から安打ボールを渡された後、これを左手に隠したまま、右手で他のボールを観客席に投げるいたずらをしてみせた。試合後、キム・ハソンは「その場面は見れなかった」としながらも「監督からコーチまで面倒を見てくれているので適応するのに大きく助かっている」と話した。この日、スタジアムを訪れた両親についても、「自分と同じくらい、良いプレイができることを願っていたのが家族だ。良い気持ちだ」語った。同日、7-0で勝ったサンディエゴは3連勝を飾りナショナルリーグ(NL)西地区首位に立った。

一方、開幕ロースター入りに失敗したテキサス・レンジャーズの梁玹種(ヤン・ヒョンジョン=34)のコールアップ可能性も取り沙汰されている。テキサスが開幕後、カンザスシティ・ロイヤルズと2試合で25失点し、2連敗の不振に陥っているからだ。梁玹種は現在マイナーリーグに行かず、「タクシー・スクワッド」に入っている。新種のコロナウイルス禍で選手の個別移動が難しくなり、遠征の際、選手団に帯同する一種の予備選手だ。


姜泓求 windup@donga.com