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尹大統領、首相・秘書室長・政務首席秘書官ら交代へ

尹大統領、首相・秘書室長・政務首席秘書官ら交代へ

Posted April. 12, 2024 09:23,   

Updated April. 12, 2024 09:50

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、韓悳洙(ハン・ドクス)首相と李寛燮(イ・グァンソプ)大統領秘書室長、韓午燮(ハン・オソプ)大統領政務首席秘書官、李度運(イ・ドウン)大統領広報首席秘書官、張商允(チャン・サンユン)大統領社会首席秘書官らの辞表を受理する方向で調整していることが、11日分かった。4月10日の総選挙で与党が大敗したことで、「植物政府」、レームダックの危機感が高まる中、総選挙の敗北に責任を負っての刷新を通じて、国政の基調転換に乗り出したとみられる。後任の首相と秘書室長は、与野党との意思疎通などのための協治型・疎通型・政務型の人選に重点が置かれるという。与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長も、総選挙の敗北の責任を負い、非常対策委員長を辞任した。

尹大統領は同日、総選挙の結果について「総選挙で示された国民の意思を謙虚に受け止め、国政を刷新し、経済と民生安定に向けて最善を尽くす」と述べたと、李室長は記者会見で明らかにした。

李室長と国家安保室を除く大統領秘書室首席級の参謀たちは同日午前、会議を行った後、尹大統領に辞意を表明した。李室長が同日午前に開いた会議で、「責任を負う」という立場を明らかにし、他の首席もこれに同意したという。大統領室関係者は、「秘書室長、政策室長、全首席秘書官が大統領に辞意を表明し、韓首相も大統領に口頭で辞意を表明した」と伝えた。

尹大統領は、経済などの政策調整能力を維持するため、年末の改編時に任命された政策室長などは留任する方向で方針を固めた。刷新面では、秘書室長、政務首席、広報首席、社会首席などは交代する方向だという。

与党関係者は、「尹大統領が韓首相の辞意を受け入れるようだ」と話した。与党内では、後任の首相としてキム・ハンギル国民統合委員長や総選挙で5回目の当選を果たした「国民の力」の権 寧世(クォン・ヨンセ)議員、金秉準(キム・ビョンジュン)愛の実社会福祉共同募金会長など複数の人物が候補に挙がっている。首相の場合、「与小野大」の状況で野党が反対すれば、候補任命同意案が国会で否決される可能性があるため、慎重にアプローチする方針だという。

総選挙で与党を指揮した韓氏は、ソウル・汝矣島(ヨウィド)の党本部で記者会見を開き、「国民の選択を受けるのに不十分だった。党を代表して国民に謝罪する」とし、「私から深く反省する。選挙結果に対するすべての責任を負い、非常対策委員長を辞任する」と明らかにした。そして、「総選挙の敗北が大統領室と共同の責任があると考えるか」という質問に、「私の責任」とし、「国民の心を得られなかった。その責任はすべて私にある」と述べた。韓氏の辞任後、張東赫(チャン・ドンヒョク)事務総長と朴正夏(パク・ジョンハ)首席報道官、(パク・ウンシク)、(ユン・ドヒョン)非対委員も辞任した。


イ・サンホン記者 シン・ナリ記者 dapaper@donga.com