孫興民が９本目アシスト、３年ぶりの「１０得点１０アシスト」まであと１アシスト

孫興民（ソン・フンミン＝トッテナム・ホットスパー）が今季イングランド・プレミアリーグで「１０ゴール１０アシスト」到達に１アシストだけを残した。

孫興民は８日、本拠で行われた今季プレミラリーグ、ノッティンガム・フォレスト戦の後半７分に２－１に勝ち越すミッキー・ファン・デ・フェンの決勝ゴールをアシストした。アークサークルで孫興民が短く渡したボールを、ファン・デ・フェンが左足でシュートを放ちネットを揺らした。これで孫興民は今季リーグ戦で９本目のアシストを記録し、１５ゴール９アシストとなった。得点ランキングは６位タイでアシストは４位タイだ。得点は単独首位のアーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ＝１９ゴール）と４ゴール差、アシストはパスカル・グロス（ブライトン＝１０アシスト）ら首位グループ３人と１アシスト差だ。

孫興民が今季残り７試合でアシスト１つを追加すれば、３年ぶりでリーグ通算３度目の「１０得点１０アシスト」を達成することになる。孫興民は２０１９～２０２０シーズンに１１ゴール１０アシスト、２０２０～２０２１シーズンに１７ゴール１０アシストを記録した。プレミアリーグの歴史で１０ゴール１０アシストを３度以上達成した選手は計５人いたが、このうち現役選手はモハメド・サラー（リバプール＝３度）が唯一だ。サラーは今季に１７ゴール９アシストを記録している。同部門最多記録はウェイン・ルーニー（引退）が保持しいる５度。今季、プレミアリーグで１０ゴール１０アシストを記録した選手は、アストンビラのオリー・ワトキンス（１８ゴール１０アシスト）だけだ。

トッテナムは同日、ノッティンガムを３－１で下し、勝ち点を６０（１８勝６分け７敗）に伸ばし、トッテナムより１試合多く消化しているアストンビラに得失点差で上回り、４位に浮上した。プレミアリーグでは４位以内にのチームに来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権が与えられる。この日、孫興民は試合最優秀選手に当たる「マン・オブ・ザ・マッチ（ＭＯＭ）」に選ばれた。シーズン１２度目の受賞だ。


キム・ジョンウン記者 hun@donga.com