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景気回復への期待感で4月の景況感BSIが2年ぶり高水準

景気回復への期待感で4月の景況感BSIが2年ぶり高水準

Posted March. 27, 2024 08:55,   

Updated March. 27, 2024 08:55

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韓国経済人協会(韓経協)は26日、4月の企業景況判断指数(BSI)は98.6で、2年ぶりの高い水準だと発表した。売上高基準で上位600企業を対象に調査した結果だ。

BSIの予測値は、100より高ければ前月比景気を肯定的に予測するという意味であり、100より低ければ前月比否定的に見るという意味だ。4月の予測値は依然として基準線の100を下回ったものの、数値自体は2022年5月(97.2)以降2年ぶりに最も高かった。

製造業の細部業種の中では、△一般・精密機械および装置(120.0)、△石油精製および化学(109.4)、△食飲料およびタバコ(105.9)、△金属および金属加工製品(104.0)が特に好調な予測を示した。非製造業の細部業種の中では、△レジャー、宿泊および外食(121.4)、△専門、科学・技術および事業支援サービス(107.1)、△卸売り・小売(101.9)が好調な予測を示した。

韓経協が調査した3月のBSI実績値は96.8だった。BSIの実績値とは、実際に企業の景況感を示した数字だ。予測値と同様、基準線の100を下回ったものの、前月(90.2)比6.6ポイント上昇した。上昇幅は昨年3月(6.8ポイント)以来最大だ。

韓経協のイ・サンホ経済産業本部長は、「企業心理は依然として低迷しているが、輸出改善や景気回復への期待が高まり、企業の景気心理は次第に良くなっていると見られる」と分析した。


郭道英 now@donga.com