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海印寺八万大蔵経がオンラインで見れる、文化財庁が来年までDB化

海印寺八万大蔵経がオンラインで見れる、文化財庁が来年までDB化

Posted March. 19, 2024 08:48,   

Updated March. 19, 2024 08:48

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文化財庁は18日、国宝でユネスコ世界記録遺産である慶尚南道陜川(キョサンナムド・ハプチョン)にある海印寺(ヘインサ)の大蔵経板をデジタル化する「八万大蔵経デジタルデータベース(DB)構築事業」を来年まで推進すると明らかにした。

海印寺大蔵経板は高麗(コリョ)・高宗(コジョン=在位1213~1259年)の時、仏の力を借りてモンゴルの侵入を退けるために仏教経典を刻んだ木版だ。木版の版数が8万余りに達し「八万大蔵経」とも呼ばれる。現在、海印寺に残っている最古の建物である蔵経板殿に保存されている。

海印寺大蔵経板は、経板に墨をつけて印刷した印経本があるが、国内に一部だけが残っており、一般のアクセスは難しかった。高麗時代の時に日本に伝えられた本も構成や内容が完全ではない。これを受け、文化財庁は今年から経板を精密に記録し、保存状態を調査したうえで、インターネットで大蔵経板を見れるウェブサイトを構築する方針だ。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com