Go to contents

対中貿易収支が17ヵ月ぶりに黒字転換

Posted March. 02, 2024 08:48,   

Updated March. 02, 2024 08:48

한국어

韓国輸出の約20%を占める対中国貿易収支が、先月1年5カ月ぶりに黒字に転じた。主要輸出品目である半導体輸出も同様に、1年前より60%以上伸び、全体輸出は5ヵ月連続で増加した。半導体景気が回復し、当分の間、輸出はプラスの行進を続けるものとみられる。

産業通商資源部(産資部)が1日に発表した「輸出入動向」によると、今年2月の対中貿易収支は2億4000万ドル(約3209億ウォン)の黒字だった。対中貿易収支は2022年9月から毎月赤字を続けてきた。昨年は、韓中国交正常化が実現した1992年以降、31年ぶりに初めて年間貿易赤字を記録した。対中貿易収支が黒字に転じたのは、半導体の輸出の回復が大きな影響を及ぼした。先月1日から25日にかけて、対中半導体の輸出は26.7%伸びた。ただ、中国の春節(旧暦の正月)の影響で、対中輸出額は96億5000万ドルで、1年前より2.4%減少した。

半導体の輸出総額は99億ドルだった。前年比66.7%増の規模で、2017年10月(69.6%)以来最大の増加幅となる。特に、メモリ半導体の輸出が2倍以上伸びた。人工知能(AI)の拡大で世界的に高帯域幅メモリ(HBM)など高付加メモリの需要が増伸びている中、パソコンと携帯電話の交換需要も増加した影響が大きかった。


世宗市=イ・ホ記者、ピョン・ジョングク記者 number2@donga.com