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韓米、来月4月14日に「FS演習」…野外機動訓練は昨年の2倍

韓米、来月4月14日に「FS演習」…野外機動訓練は昨年の2倍

Posted February. 29, 2024 08:54,   

Updated February. 29, 2024 08:54

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今年上半期の韓米連合訓練である「自由の盾(FS・フリーダム・シールド)」演習が、来月4日から14日まで実施される。昨年に続き、今年も1部(防衛)、2部(反撃)の区別なく、北朝鮮の侵攻などを想定して11日間行われる。

28日、韓米軍当局によると、連合軍の作戦計画をコンピューターシミュレーションで熟達する指揮所訓練(CPX)とともに、北朝鮮の巡航ミサイルの探知・攻撃と連合空中強襲訓練、空対地爆撃訓練など実機動訓練が韓国全域で実施される。特に、連合野外機動訓練は昨年(23回)より2倍以上増え、多様な米戦略兵器が展開されるという。軍関係者は、「陸海空とサイバー、宇宙兵器などを活用した多領域作戦と北朝鮮の核挑発抑止及び防止訓練に重点を置く」と強調した。

連合訓練に反発して、北朝鮮は挑発レベルを引き上げる可能性が高い。北朝鮮は昨年、FS演習開始前日に潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)を発射した。訓練期間には短距離弾道ミサイル(SRBM)などを相次いで発射した。韓米は、今回は大陸間弾道ミサイル(ICBM)や軍事偵察衛星発射などで挑発する可能性に備えている。

申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官とオースティン米国防長官は同日、電話会談で、拡大抑止(「核の傘」)の約束を再確認した。また、北朝鮮とロシア間の違法な兵器取引に対しては厳しく対処することで合意した。


尹相虎 ysh1005@donga.com