Go to contents

尹大統領「韓米、核基盤同盟に格上げ…徹底した安全保障態勢を構築」

尹大統領「韓米、核基盤同盟に格上げ…徹底した安全保障態勢を構築」

Posted June. 07, 2023 09:04,   

Updated June. 07, 2023 09:04

한국어

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は6日、「顕忠日」(韓国戦争での戦死者など国家に貢献した人々を追悼する記念日)の式典で、「大韓民国は共産全体主義勢力に対抗して自由を守った方々の犠牲と献身の上に立っている」とし、韓国戦争戦死者、警察・消防士など国民のために献身した国家英雄に対する敬意を示した。また、「『ワシントン宣言』で韓米同盟は今や『核基盤同盟』に格上げされた」と述べ、強力な韓米同盟を土台にした安全保障を強調した。

尹大統領は同日、ソウル市銅雀区(トンジャクク)の国立ソウル顕忠院で行われた顕忠日の式典に出席し、「北朝鮮は核とミサイル能力を高度化しており、核兵器の使用を法制化した」とし、「私とバイデン米大統領は4月、米国の核兵器の拡大抑止の実行力を画期的に強化する『ワシントン宣言』を共同発表した」と述べた。さらに尹大統領は、「政府と軍は、これまで以上に強力な韓米同盟を基に鉄壁の安保態勢を構築し、国民の生命と安全を守る」と強調した。

国家報勲部が、まだ家族のもとに帰らぬ12万1879人の韓国戦争戦死者を記憶するために作った「121879太極旗バッジ」を着けた尹大統領は、韓国戦争戦死者、軍人・警察・海洋警察・消防などの英雄たちの遺族と共にソウル顕忠院に入場した。大統領室は、「政府が国家のために献身した英雄たちの遺族に対して最高の敬意を表した」と説明した。

尹大統領は追悼演説で、英雄・自由(8回)、記憶(6回)、犠牲(5回)、礼遇・献身(4回)などの言葉を複数回言及した。尹大統領は「国家の品格は、国家が誰をどのように記憶するかによって決まる」とし、「大韓民国は国民が主人である国、自由民主主義国家を建設するために独立と建国に献身した方々、共産全体主義勢力に対抗して自由を守った方々の犠牲と献身の上に立っている」と強調した。尹大統領は昨年に続き、今年の顕忠日の式典でも、韓国戦争を「共産勢力の侵略」と規定した。

尹大統領は同日、哨戒艦「天安(チョンアン)」の生存将兵であるパク・ヒョンミン予備役下士ら5人に国家有功者証書を授与した。式典には、金命洙(キム・ミョンス)大法院長、崔載海(チェ・ジェヘ)監査院長、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官ら国務委員、金承謙(キム・スンギョム)合同参謀本部議長ら軍幹部、李鍾贊(イ・ジョンチャン)光復会長ら中央報勲団体長、与党「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)代表や最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表など約7千人が出席した。


全主榮 aimhigh@donga.com