Go to contents

韓日首脳会談の2日後、日本のテレビで韓流題材のCM

韓日首脳会談の2日後、日本のテレビで韓流題材のCM

Posted March. 20, 2023 08:38,   

Updated March. 20, 2023 08:38

한국어

「恋に落ちた。30歳年下の韓国アイドルに」

日本の東京および首都圏に都市ガスを供給する世界最大の都市ガス企業「東京ガス」が18日から、韓流にハマった母親を題材にしたテレビCMを開始した。

日本に韓流ブームが定着して久しいが、韓国関連事業のない内需大企業が韓国をイメージ広告にするのは非常に異例だ。偶然にも、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相が首脳会談を行った2日後から放映され、韓日関係改善による日本国内の韓国に対する好意的な認識を反映したのではないかという解釈も出ている。

東京ガスの新テレビCMは、思春期の娘を持つタクシー運転手の母親が韓国のアイドルグループ「ワンス」のファンウンに恋をするシーンから始まる。音楽を聴き、雑誌を読み漁り、東京コリアタウン新大久保で一人で韓国式デザートを食べ、韓国語学校に登録して韓国語を学ぶ。

磨き上げた韓国語は、タクシーに乗った韓国人客に「手伝いましょうか? 任せてください」と韓国語をかけることもある。念願のソウルコンサート観覧の抽選に当たったが、偶然にもコロナ19に感染し、韓国行きは頓挫する。体調を崩したお母さんは、娘が作ってくれた韓国式サムゲタンを食べて元気を出すという結末です。

東京ガス側はプレスリリースで「好きなことに情熱を注いで人生が豊かになる姿を見せることで、普通の人を応援する会社のイメージを伝えようとした」と明らかにした。

CMに出演した俳優の安藤玉恵は昨年11月、韓国国際交流財団が東京で開催した「K-BOOKフェスティバル」に出演し、韓国の短編小説を朗読するイベントを行った。安藤は東京ガスを通じて「最近、韓国関連の仕事が続いており、ハングルの勉強も始めた」とし、「今年中に韓国に行っておいしいものを食べてみたい」と語った。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com