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エアビーアンドビー、「未登録宿泊」問題でが初めて国政監査に出席へ

エアビーアンドビー、「未登録宿泊」問題でが初めて国政監査に出席へ

Posted October. 04, 2022 08:54,   

Updated October. 04, 2022 08:54

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宿泊仲介の「Airbnb(エアビーアンドビー)」が不法宿泊業をめぐる議論の中、国会国政監査(国監)場に立つことになった。国会行政安全委員会(行安委)は4日、国監初日に、エアビーアンドビーの韓国法人ソン・ヒソク・マネージャーを証人として呼び、違法宿泊営業および脱税をめぐって追及する予定だ。エアビアンビーは2017年、不公正約款の是正命令の不履行で公正取引委員会から検察に告発されたことはあるが、国会の証人席に立つのは今回が初めて。

行安委所属の最大野党「共に民主党」の文振碩(ムン・ジンソク)議員が3日、各自治体から提出を受けた資料によると、ソウルと江原(カンウォン)、釜山(プサン)、済州(チェジュ)でこの5年間、未申告宿泊業で取り締まった862件のうち、約80%の664件がエアビーアンドビーを通じて仲介された施設だった。未申告業者が大半だが、政府と自治体はエアビーアンドビーから宿泊施設の情報の提供を全く受けていない。政府の営業許可を受けて管理監督を受けなければならない公衆衛生法と観光振興法を無視している。米ニューヨーク州がAirbnbと合意して、違法民泊施設の取り締まりと課税に必要なホスト情報の提供を受けていることとは対照的だ。

脱税の可能性も指摘されている。米国のリサーチ会社「Air DNA」は、韓国のエアビーアンビー全体の宿泊施設を京畿(キョンギ)、仁川(インチョン)を除いて4万9770個と推算したが、このうち合法と分類できる外国人都市民泊業、韓屋体験業などで登録された業者は5千個未満だった。

エアビアンビー側は、「エアビーアンビーの登録宿泊施設の中には事業登録だけで営業をしていないケースがあるため、全体をすべて脱税事例と見ることはできない」とし、「国監で十分説明する」と話した。


ホ・ドンジュン記者 ユン・ダビン記者 hungry@donga.com · empty@donga.com