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ロッテが今季限り李大浩の背番号10を永久欠番に指定

ロッテが今季限り李大浩の背番号10を永久欠番に指定

Posted September. 30, 2022 08:01,   

Updated September. 30, 2022 08:01

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11年間、釜山(プサン)市にあるプロ野球ロッテの本拠、社稷(サジク)球場を一人で守ってきた崔東源(チェ・ドンウォン=1958~2011)の永久欠番11の隣に後輩の背番号が飾られる。ロッテは29日、今季限りで現役引退する李大浩(イ・デホ)の背番号10を永久欠番に指定すると発表した。ロッテの永久欠番指定は2011年の崔東源以来初めて。

両選手はロッテの象徴であると同時に、プロ野球を代表するスタープレイヤーだった。崔東源は1984年、韓国シリーズで一人で4勝を挙げ、ロッテの球団創設以来初の韓国シリーズ制覇を導いた。李大浩もロッテのユニホームを着てプロ野球史上初の打撃7冠と韓米日のプロ野球史上初となる9試合連続本塁打などの大記録を残した。

ただし、崔東源は自身の背番号が社稷球場に飾られるのを直接見ることはできなかった。崔東源は1988年に選手会騒ぎが起きると三星にトレードされ、1990年に三星から引退した。ロッテが崔東源の永久欠番式を行ったのは、それからも21年が過ぎた2011年9月で、崔東源が大腸がんで亡くなった後のことだった。死後、永久欠番になった選手は1986年にプロ野球初の永久欠番に指定されたOB(現斗山)のキム・ヨンシン(1961~1986)と崔東源の2人だけだ。OBは当時、キム・ヨンシンが若くして命を失うと、追悼の意を込めて背番号54番を永久欠番にした。

李大浩はプロ野球史上17番目の永久欠番指定者だ。これまで韓国シリーズ優勝を経験せずに永久欠番になった例は、2017年LGの李炳圭(イ・ビョンギュ=9回)、2021年ハンファの金泰均(キム・テギュン=52回)、2022年LGの朴龍澤(パク・ヨンテク=33回)の3人しかいなかった。李大浩の10番は、これまで指定された永久欠番のうち、唯一以前の番号と重なる数字でもある。これに先立って2010年、三星(サムスン)の梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク)の10番が先に永久欠番になった。

李大浩の引退式と永久欠番式は8日、ロッテの正規リーグ最後戦であるLG戦が終わった後に行われる。この日、ロッテ選手団全員は「10番・李大浩」が書かれたユニホームを着て試合に出る。


任寶美 bom@donga.com