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李在明系「チョロム会」の議員らが党最高委員選立候補に意欲

李在明系「チョロム会」の議員らが党最高委員選立候補に意欲

Posted July. 04, 2022 09:19,   

Updated July. 04, 2022 09:19

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8月28日の全党大会を控え、最大野党「共に民主党」の最高委員をめぐる争いも党代表選挙に劣らず熱くなっている。党代表選挙と最高委員選挙は別に行われるが、李在明(イ・ジェミョン)議員の党代表への挑戦が有力視されている状況下で、「親明(李在明氏系)」議員らも最高委員選挙に挑戦する動きを見せている。

最高委員選挙に積極的なのは党内の当選1回の強硬派議員たち。金容民(キム・ヨンミン)、崔康旭(チェ・ガンウク)議員らを最高委員に輩出した「チョロム会」では、今回の全党大会でも、金南局(キム・ナムグク)、梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)、李寿珍(イ・スジン、ソウル銅雀乙)議員らが最高委員選挙に立候補する可能性が髙い。

李在明氏に近い議員らは1日、記者会見を行い、「党代表の権限縮小反対」、「権利党員および世論調査の割合拡大」などを求め、李氏を応援した。チョロム会所属議員の一人は、「今回の全党大会でも党支持層の改革への意志を代弁する」と述べた。

3月9日の大統領選挙で李氏の随行室長を務めた韓俊鎬(ハン・ジュンホ)議員も出馬を考慮している。韓氏は最近、記者団に「最高委員を準備する考えがあったが、(選挙に)出るという人々と話し、良い人が出ていけるようにする」と話した。チョロム会所属の張京泰(チャン・ギョンテ)議員も、「全国青年当選者ワークショップの出席後、決議されれば(出馬する)」とし、可能性を残した。民主党の初当選議員の会「トミンチョ(共民初)」運営委員長を務める高永寅(コ・ヨンイン)議員の立候補も有力視されている。

多くの議員が候補に名を挙げている親明陣営とは違って、親文陣営(文在寅氏系)では高旼廷(コ・ミンジョン)議員が事実上、唯一の候補とされている。高氏は、親文議員をはじめ周囲に意見を求め、出馬を天秤にかけている。

党の伝統的な支持基盤である慶尚道(キョンサンド)地域の議員の中では、当選2回の金承南(キム・スンナム)、宋甲錫(ソン・カプソク)、当選1回の金会在(キム・フェジェ)議員が最高委員候補に名前が挙がっている。

重鎮グループでは当選3回の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)議員の出馬説も流れている。同党関係者は、「以前の数回の全党大会で、『114』、『337』など党代表候補と最高委員候補の記号を結び付けて選挙運動をする流れが形成されたため、今回も党代表と最高委員候補の戦略的提携が繰り広げられることになるだろう」と見通した。


許桐準 hungry@donga.com