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「早ければ6月末から新型コロナ再流行」、防疫当局「秋にピーク」とも予測

「早ければ6月末から新型コロナ再流行」、防疫当局「秋にピーク」とも予測

Posted May. 21, 2022 09:07,   

Updated May. 21, 2022 09:07

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早ければ6月末に、韓国国内で新型コロナの流行が再び始まる可能性があるという政府予測が出た。繰り返される新しい変異ウイルスの登場により、従来の「秋の流行」の展望が大幅に繰り上げられたのだ。

疾病管理庁(疾病庁)は20日、国内の新型コロナの一日の感染者数は、6月末に8309人水準に減少し、7月末に9014人に再び増えると予測されたと発表した。これは、新型コロナの感染者の7日間の隔離義務を維持することを前提に試算した結果だ。

もし隔離義務を完全になくすと、1日の感染者は6月末に2万4725人、7月末に4万9411人まで急増すると予想された。疾病庁のキム・ホンジュ次長は、「新規株により、ワクチン接種の効果が減少するなど、免疫力が低下すると、今夏から再流行が始まり、9、10月頃にピークに達する可能性がある」と明らかにした。

これを受け、政府は当初、早ければ今月23日から解除しようとしていた感染者の7日間の隔離義務措置を6月20日まで延長した。4週間後に新型コロナの拡大状況を再び評価し、感染者は町内の病院で対面診療を受けられるようにするなど、医療システムを整備後、隔離義務解除の可否について再び検討するという。

ただ、6月に行われる中高校の期末試験は、新型コロナにかかった生徒たちも、学校で対面試験を受けられるようにした。教育部は20日、新型コロナの感染者は他の生徒たちと時差を置いて登校後、別途の試験室で試験を受けるようにする内容の指針を各市道に案内した。中高校で感染者が学校に行って試験を受けるのは、国内で新型コロナの発生から2年半ぶりのことだ。


チョ・ゴンヒ記者 チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com