フォーブス誌「孫興民は世界的スーパースターになる」

「ソン・フンミンは来年、サッカーを超えて世界にアピールするスーパースターになるだろう」

米国の経済専門誌フォーブスが「スーパーソニー」孫興民（ソン・フンミン、２８＝トッテナム・ホットスパー）についてバラ色の予測を示した。同誌は２日、「２０２１年には孫興民がサッカーの世界的なスタープレイヤーのクリスティアーノ・ロナウド（ユベントス）がそうだったように、エンターテインメントにまたがって活躍するかもしれない。サッカー競技場でない場所でも孫興民を見ることになるだろう。韓国とトッテナムを超えて、世界でファンが増えるだろう」と報じた。

同誌は、孫興民が最近、大手エージェントのＣＡＡと契約したことに注目し、「韓国では土曜の夜になるとテレビで３０分ごとに孫興民が登場するＣＭを見ることができる。孫興民は、すでに金融、スポーツ、アイスクリーム、ラーメンなど様々な分野のＣMに出演し、人間的な魅力を発散しており、グローバルスターとして条件を整えた」と分析した。ＣＡＡは、ロナウドやドウェイン・ウェイド（ＮＢＡ）、ノバク・ジョコビッチ（テニス）など種目別の最高のスポーツスターと契約している。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督もエージェント契約を結んでいる。

同誌は、孫興民が国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）プスカシュ賞を受賞すれば、商業的な価値は爆発するだろうと予測した。プスカシュ賞は、前年度１１月から当年度１０月までに生まれたゴールのうち、最優秀ゴールに贈られる賞。孫興民が昨年１２月のバーンリ戦で７３メートルを疾走して決めたゴールは、現在有力な受賞候補だ。９日までファン投票が行われ、１７日に発表される。同誌は、「バーンリ戦のゴールは、スーパースターとしての孫興民を完成したゴール」だとし、「プスカシュ賞を受賞すれば、最高の褒賞で２０２０年を締めくくることになるだろう」と書いた。サッカーの移籍情報専門サイト「トランスファーマルクト」は２日現在の孫興民の市場価値を７５００万ユーロ（約９９７億ウォン）と分析しているが、同賞を受賞すれば市場価値は、それを大きく上回るだろうと見方を示した。


兪載泳 elegant@donga.com