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米国で水道水から致死率97%の「脳を食べるアメーバ」発見

米国で水道水から致死率97%の「脳を食べるアメーバ」発見

Posted September. 28, 2020 08:13,   

Updated September. 28, 2020 08:13

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米国テキサス州の水道水から「脳を食べるアメーバ」が発見されて、大騒ぎとなっている。感染事例はまれだが、一度かかれば致命的といえる。

26日、米CNN放送は、テキサス州南東部の上水道から脳を食べるアメーバとして知られる「ネグレリア・フォーレリ」が発見され、州環境品質委員会が警報を出したと報じた。アメーバが検出されたレイクジャクソン市のボブ・シプル市長は、「水道システムを完全に消毒し、サンプル検査で安全に使用できるという結果が出るまで使用禁止が維持されるだろう」として、市民2万7000人に水道水使用禁止令を出した。

脳を食べるアメーバは、主に暖かい湖や川、土壌、温泉水などから発見される。ネグレリア・フォーレリに感染すれば、頭痛、熱、嘔吐など、風邪に似た症状から始まり、脳損傷による麻痺、バランス感覚喪失、幻覚症状などが現れる。米疾病管理本部(CDC)によると、1962~2018年に感染した患者145人のうち141人が死亡するなど、約97%の致死率を示した。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com