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スノーボードのチェ・ガオン、W杯デビュー戦で優勝

スノーボードのチェ・ガオン、W杯デビュー戦で優勝

Posted December. 18, 2023 09:05,   

Updated December. 18, 2023 09:05

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韓国スノーボードの有望株チェ・ガオン(15、世和女子中学校、写真)が国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ(W杯)デビュー戦を優勝で飾った。

チェ・ガオンは17日、米コロラド州コッパーマウンテンで開かれた2023~2024シーズンFISスノーボードのワールドカップ(W杯)ハーフパイプ女子決勝で92.75点をマークし1位になった。韓国選手がスキーとスノーボード種目のW杯で優勝したのは「白菜ボーイ」イ・サンホ(28、ネクセンウィンガード)の2021年12月大会スノーボードアルペン・パラレル大回転優勝以来2年ぶりのこと。韓国のハーフパイプ選手がW杯優勝はチェ・ガオンが初めて。

危機はあった。チェ・ガオンは決勝1回目でグラブ(空中で手でボードを握る動作)と着地不安定で減点され、小野光希(19、日本)に4.75点差の2位(80.00点)に止まった。しかし、2本目では720度(2回転)と900度(2回転半)の技を成功させ、92.75点を獲得し、同じ2本目に90.00点を獲得した小野を抜いた。ハーフパイプは半円筒形のゲレンデを下りながら空中技の完成度によって得点を競う種目だが、3回のうち最高点を基準に順位をつける。

チェ・ガオンは、「初めて出場したW杯で優勝できてとても嬉しい。1本目に小野の得点を越えられず、2本目は技をもっと完璧にやり遂げなければならないと考えて臨んだら良い結果が出た」と話した。

今回のW杯で準優勝した小野は、FISW杯で3度優勝し、2018年と2019年のジュニア世界選手権、2020年ジュニア冬季五輪でも金メダルを獲得した強者だ。チェ・ガオンは昨年ジュニア世界選手権で優勝した後、今年1月にはスーパーパイプ大会のXゲームで「天才ボーダー」クロエ・キム(23、米国)の大会最年少優勝記録を更新するなど勢いに乗っていたが、今回のW杯では小野を上回った。

この日の大会ハーフパイプ男子決勝では、イ・チェウン(17、スリ高)が91.00点で優勝した平野歩夢(91.00点)に押されて準優勝(80.00点)した。今月8日、中国で開かれたW杯銅メダルに続き、2連続で表彰台に立った。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com