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米ドラマ「フレンズ」チャンドラー役のマシュー・ペリーさん、自宅の浴槽で遺体で発見

米ドラマ「フレンズ」チャンドラー役のマシュー・ペリーさん、自宅の浴槽で遺体で発見

Posted October. 30, 2023 08:32,   

Updated October. 30, 2023 08:32

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米国の人気コメディードラマ「フレンズ」で、シニカルでコミカルな会社員「チャンドラー・ビング」を演じた俳優のマシュー・ペリーさん(写真)が死亡した。54歳だった。

米地方紙ロサンゼルス・タイムズや芸能専門ウェブサイトTMZによると、ペリーさんは28日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で死亡しているのが発見された。警察当局は同日午後4時頃、自宅の浴槽で死亡した状態のペリーさんを見つけたという。正確な死因はまだ分かっていないが、警察関係者は「現場に麻薬はなく、殺害の形跡は見つからなかった」と同紙に明らかにした。

米NBCで1994年から2004年まで10シーズンにわたって放送された「フレンズ」は、ニューヨークに住む男女6人の愛と友情、成長期を描いた人気コメディードラマ。ペリーさんは、このドラマで潔癖症の「モニカ」と恋人になるチャンドラー役で世界的な人気を博した。エミー賞にもノミネートされたことがある。

しかし、ペリーさんは22年の回顧録『Friends, Lovers and the Big Terrible Thing』で、「フレンズ」の撮影期間を含め、長年にわたりアルコールと薬物中毒と闘ってきたことを告白した。18年にはオキシコンチン中毒で死に至る危機も経験したという。21年にHBOで放送された特別放送「フレンズ: ザ・リユニオン」では、やや暗い表情に鈍い口調で登場し、ファンを心配させた。


金玹秀 kimhs@donga.com