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カナダのトルドー首相、18年の結婚生活に終止符

カナダのトルドー首相、18年の結婚生活に終止符

Posted August. 04, 2023 08:18,   

Updated August. 04, 2023 08:18

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カナダのトルドー首相(51)と妻のソフィーさん(48)が18年の結婚生活に終止符を打った。

2人は2日(現地時間)、インスタグラムに、「意義のある、難しい会話を何度も繰り返した結果、離別する決断をした」とし、「お互いを深く愛し、尊敬する親密な家族であり続ける」と投稿した。また、子どもたちのためにプライバシーを尊重してほしいとも要請した。2人の間には、2人の息子(15歳、9歳)と1人の娘(14歳)がいる。

カナダ首相室も声明を出し、2人が法的別居合意書に署名し、家族全員が来週休暇を取る予定だと明らかにした。そして、「今後も子育てのために協力し、首相家族が一緒にいる姿を見ることができるだろう」と伝えた。ロイター通信は、首都オタワに移るソフィーさんが子どもたちがいる首相官邸を頻繁に訪れ、共に子育てする計画だと報じた。

トルドー氏は弟の同級生だったソフィーさんと若くして知り合い、2003年に交際を始め、05年に結婚した。ソフィーさんは結婚前にテレビリポーターとして活動し、男女平等問題などで声を上げてきた。

数年前から不仲説が流れていた。海外メディアは、近年、夫妻が公の場に共に姿を見せることが少なくなったと伝えた。トルドー氏は、2014年に出版した自叙伝で、「結婚生活に紆余曲折が多かった」と打ち明けたこともある。ソフィーさんも昨年の結婚記念日に、「長期的な関係は多くの面で挑戦的だ。絶え間ない妥協、犠牲、献身、忍耐を要求する」とインスタグラムに投稿し、夫婦間に悩みがあることを示唆した。

トルドー氏の父親でカナダ政界の大物であるピエール・トルドー元首相も在任中の1977年に別居を公表し、その後離婚している。ロイター通信は、「家族のつらい歴史が繰り返されている」とし、「(2015年に)首相になった後、家族の重要性を強調してきたトルドー氏に危機が訪れた」と伝えた。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com