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韓国の将来の教師たち、カナダ教科書で韓国戦争を授業

韓国の将来の教師たち、カナダ教科書で韓国戦争を授業

Posted August. 03, 2023 08:21,   

Updated August. 03, 2023 08:21

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韓国の将来の教師たちが、韓国戦争の参戦国であるカナダの教師が制作した韓国戦争の教材(写真)を活用して作った教案で授業を行う。

2日、国家報勲部によると、全国の教育大学6校を含む11の大学に在学中の教師志望の学生ら20人が1~5日(現地時間)、カナダで行われる「2023国連参戦国現地交流キャンプ」に参加する。彼らは交流キャンプで、カナダの教師たちが作った韓国戦争教材を基に教案を作成し、参戦国(米国・カナダ・ニュージーランド)の教師たちの前で授業を行い、韓国戦争関連教育の活性化のための討論も行う予定だ。

交流キャンプは、国家報勲部が主催し、韓国戦争遺業財団が主管する第4回ワールドコングレスと連携して行われる。ワールドコングレスは2013年、国連参戦兵士の子孫である米国の歴史教師らの学術会議から始まった。20年から22の国連参戦国の社会・歴史の教師たちに参加対象を拡大し、韓国戦争に関する参戦国別の教育資料などについて議論している。

今年の交流キャンプは、カナダのバンクーバーで2日から2日間行われる。韓国系カナダ上院議員のヨンア・マーティン氏が基調演説とパネルディスカッションを担う。将来の教師たちは、カナダの参戦兵士や家族らと昼食会を行い、感謝の手紙を伝える一方、現地のカナダ参戦碑を訪れる計画だと、報勲部は伝えた。

朴敏植(パク・ミンシク)報勲部長官は、「韓国戦争の歴史が記憶される限り、国連参戦国との縁は切れない」とし、「将来の教師たちが今回の経験を基に、教師になった後も韓国戦争の歴史と国連参戦の意味を将来世代に教育してほしい」と話した。


尹相虎 ysh1005@donga.com