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全国の小3と中1は来年から学力達成度評価

全国の小3と中1は来年から学力達成度評価

Posted June. 22, 2023 08:13,   

Updated June. 22, 2023 08:13

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教育部は、来年から全国のすべての小3と中1の児童生徒を対象に、学業レベルを測定する達成度評価(試験)を実施する案を推進する。高校でも大学のように授業を選択受講できる「高校単位制」を2025学年度から全面実施し、前政権で廃止を推進した自律型私立高校(自私高)や外国語高校、国際高校はなくさず残すことにした。

李周浩(イ・ジュホ)副首相兼教育部長官は21日、政府ソウル庁舎で公教育競争力の向上案を発表した。李副首相は、「画一的な平等主義に基盤を置いた教育政策でむしろ格差は深刻化し、公教育の質は全般的に下落した。公教育の競争力向上が急がれる」とし、前政権の教育政策を批判した。

教育部は、来年1学期から小3と中1の全員が「適合型学業達成度をめぐる自律評価」を受けられるよう、市道教育庁に積極的に勧告する。これまでは希望する学校やクラス単位で実施されたが、来年からは教育庁単位へと実施方法を変える。教育部は、施行可否を教育庁評価に反映し、結果も公開する方針だ。自律評価は、昨年初めて小6など一部の学年に導入されたが、全国平均の受験率は12.2%に過ぎなかった。

現在の中2が高校1年生になる2025学年度からは、高校単位制も導入される。高校1年生が主に受ける国語・英語・数学などの共通科目は、今のように9等級制の相対評価が維持される。その他の選択科目は絶対評価(達成評価制)が導入される。教育部の関係者は、「相対評価が突然消えれば、内申算出に困難があるという現場の意見があり、共通科目には絶対評価の導入時期を遅らせることにした」と話した。

外国語高校と国際高校は「国際外国語高校」に事実上統合することにした。全国単位募集の自律型私立高校は、定員の20%以上を地域人材から選抜することになる。


チェ・フンジン記者 choigiza@donga.com