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脳にチップを埋め込みコンピューターを操作、FDAがヒトへの臨床試験を承認

脳にチップを埋め込みコンピューターを操作、FDAがヒトへの臨床試験を承認

Posted May. 27, 2023 08:15,   

Updated May. 27, 2023 08:15

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テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)らが共同で創業した脳神経科学スタートアップのニューラルリンク社が、米国食品医薬品局(FDA)からヒトを対象に脳に半導体チップを埋め込んで、外部のコンピュータとつなぐ「脳インプラント」臨床試験の承認を得た。身体インターネット(IoB=Internet of Body)開発に一歩近づいたという評価が出ている。

25日(現地時間)、ニューラルリンク社はツイッターで「FDAから(脳インプラント)ヒトを対象にした臨床試験が初めて承認された」とし、「いつか多くのヒトを助けることができるようになる技術に向けた重要な第一歩だ」と明らかにした。ただしニューラルリンク社は臨床試験のための被験者の募集は始めていないとし、「これに関する詳しい情報は近いうちに公開する予定だ」と説明した。

ニューラルリンク社は、リンクを通じて身体の一部が麻痺した患者が考えるだけでも外部の各種機器を操作してコミュニケーションできるようにするのが目標だと明らかにした。


イ・チェワン記者 chaewani@donga.com