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尹大統領が出席したG7夕食会に福島県産の酒が登場

尹大統領が出席したG7夕食会に福島県産の酒が登場

Posted May. 22, 2023 08:27,   

Updated May. 22, 2023 08:27

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が出席した20日の主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)の夕食会に福島県産の酒や福島県周辺で生産された食材が提供されたと、日本外務省が明らかにした。

21日、日本外務省によると、前日午後9時から約2時間行われた夕食会のテーブルには、福島県の酒造メーカー「松崎酒造」の日本酒(写真)が提供された。同社のホームページによると、1892年に設立された松崎酒造は、福島県産の米100%と井戸水で酒を造っている。

夕食のデザートのチーズケーキは岩手県産、イチゴのジェラートは宮城県産。福島県の北にあるこの2県も2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた。

福島県の内堀雅雄知事はこれに先立ち、「(G7サミットに出席する)各国要人の食事に福島県産の食材などが活用され、福島県産の日本酒や加工食品が提供されると聞いている」とし、「復興の歩みを進めている本県の理解を深めていただく貴重な機会」と話した。

G7サミットに出席した首脳らが移動に使用した車は、バイデン米大統領と岸田文雄首相を除いて黒のドイツBMW「7シリーズ」だったと、読売新聞が報じた。BMW日本法人がG7サミットのために特別に用意した車両だ。バイデン氏は米国から持ち込んだ大統領専用車「ビースト」を、岸田氏はトヨタ自動車の最高級セダン「センチュリー」で移動した。

BMW日本法人側は、「国家の首脳らにBMWに乗っていただけるのは非常に光栄なこと」と話した。日本の輸入車関係者は、「BMWは大使館営業が強く、窓ガラスの防弾仕様などカスタマイズ対応がいい」と明らかにした。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com