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バイデン大統領「私が峠を過ぎたと言うが、今が全盛期」

バイデン大統領「私が峠を過ぎたと言うが、今が全盛期」

Posted May. 01, 2023 08:58,   

Updated May. 01, 2023 08:58

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「私を老人と言うなら、『私は熟練だ』と言う。老いぼれだと言うなら、『私は博識だ』と言い返す」

最近、大統領選出馬を宣言したバイデン米大統領が、ホワイトハウス記者団の夕食会で高齢を問題視してきたメディアにこのようなジョークを披露した。バイデン氏は先月29日、ワシントンのヒルトンホテルで開かれた夕食会で、「あなた方は私が峠を過ぎたと言う。でもドン・レモンなら全盛期だと言うだろう」と語った。

CNNテレビの番組司会者だったレモン氏は、「女性の全盛期は20と30代、せいぜい40代」という女性蔑視の発言で物議を醸し、先月24日、CNNを辞めた。米国では、大統領がホワイトハウス記者団の夕食会に出席し、記者らにジョークを言うのが慣例だ。

バイデン氏は先月26日、韓米首脳会談後に行われた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領との共同記者会見で、自身の高齢に対する懸念を問う記者たちの質問に冗談めかして「年齢について、さらには私が何歳なのか推測すらできない」とし、「数字を言うこともできない。認識していない」と話したことがある。

2020年の大統領選挙の操作疑惑報道で名誉毀損で訴えられ、7億8千万ドル(約1兆ウォン)の和解金を支払うことになった保守性向のFOXニュースと、最近解雇されたFOXニュースの看板アンカー、タッカー・カールソン氏もジョークの主なターゲットだった。

バイデン氏は、「皆さんは私がルパート・マードック(FOXニュース会長)が好きではないと思うかもしれない。しかし、それは事実ではない。私をハリー・スタイルズ(英国の歌手で俳優)のように見せてくれる人を私が嫌うわけがない」と話した。FOXニュースを率いるマードック会長が1931年生まれで、1942年生まれの自分より9歳年を取っていることを取り上げたのだ。

バイデン氏はまた、「私は米国に(新型コロナウイルス)ワクチンを接種し、経済を変革し、中間選挙で歴史的な勝利を収めた。しかし、私の仕事は終わっていない。実際に終わったのはタッカー・カールソンだ」と述べた。


ユン・ダビン記者 empty@donga.com