Go to contents

ショートトラックの黄大憲が代表復帰、代表選考会で1位に

ショートトラックの黄大憲が代表復帰、代表選考会で1位に

Posted April. 24, 2023 08:33,   

Updated April. 24, 2023 08:33

한국어

「この場が大事だということを改めて考えるようになった」

2022北京冬季五輪ショートトラック男子1500メートル金メダリストの黄大憲(ファン・デホン=24、江原道庁)が1年ぶりに再び太極マークをつけた。黄大憲は23日、忠清北道(チュンチョンブクト)にある鎮川(チンチョン)選手村の氷上練習場で開かれた2023~2024シーズンの第2次代表選抜会の最終レースである1000メートル決勝で2位になった。2試合合計89点を獲得し総合1位になった。

黄大憲は第1次選考会を終えた19日までは中間順位8位で、代表復帰が不透明にみえた。選考会では男女で上位8位までが太極マークをつける。このうち1~3位に来季国際スケート連盟(ISU)ワールドカップ(W杯)個人戦への優先出場権が与えられる。先月の世界選手権で2冠に輝いた朴知元(パク・ジウォン=27・ソウル市庁)が個人戦出場権を自動確保したため、黄大憲は今回の選考会で総合順位2位以内に入らなければならなかった。

黄大憲は第1次選考会の1500m決勝で6位に止まった。1000mと500mではいずれも転倒し、それぞれ最下位の5位と6位だった。しかし、黄大憲は第2次選考会初日の22日、1500mで1位、500mで2位となり中間順位1位に浮上し、23日には1000mも2位に終わり総合1位を決めた。

黄大憲は、第1次選考会での不振について「深く考えていなかった。まだ終わっていない、十分やり直せると思った」とし、「毎試合自分にできる最善のレースをした」と話した。代表チームを離れていた昨シーズンのショートトラックW杯で総合ランキング1位になった朴知元との競争については「お互いに良い影響を与えたい」とコメントした。昨年、黄大憲は新型コロナウイルス感染症の後遺症による練習不足などを理由に第1次代表選考会を途中棄権した。

朴知元と黄大憲に続き、男子個人戦出場権の1枚は今回の選考会を2位で終えたキム・ゴンウ(25・スポーツトト氷上団)が獲得した。女子ではキム・ギリ(19・城南市庁)、沈錫希(シム・ソクヒ=26・ソウル市庁)、パク・ジウォン(25、全羅北道庁)がそれぞれ1~3位だった。


任寶美 bom@donga.com