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対面授業再開後に中高生の飲酒増加、10.7%→13%に

対面授業再開後に中高生の飲酒増加、10.7%→13%に

Posted April. 15, 2023 08:40,   

Updated April. 15, 2023 08:40

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新型コロナウィルス禍の中で中断されていた対面授業の再開後、中学生や高校生の飲酒も再び増えていることが分かった。また、憂鬱感とストレスを訴える生徒の割合は2013年以降最高値を記録したが、別名「コロナブルー」(新型コロナによる憂鬱感)のためと見られる。

13日、教育部と疾病管理庁は、「2022年の児童生徒の健康診査の標本統計および青少年健康行動調査」の結果を発表した。健康検査は、全国の小中高校106校の児童生徒9万2693人を対象に、行動調査は中高校800校の生徒6万人余りを対象に昨年行われた。

調査対象の中高生の中で、「この30日間に酒を1杯以上飲んだ」と答えた割合は13.0%と現れた。10人に1人以上が飲酒経験を認めたもの。中高生の飲酒割合は、2019年は15.0%だったが、2020年と2021年は10.7%にまで下がり、再び持ち直した。一度にどれだけお酒をたくさん飲むかを調査する「飲酒量重症度」の調査で、男子生徒全体の6.1%は「一度に焼酎5杯以上を飲む」と答えた。女子生徒の5.1%は、「焼酎3杯以上を飲む」と答えた。教育部の関係者は、「社会的距離確保の期間中に接触が減り、酒を飲む機会も共に減ったが、防疫措置が解除され、始業もしたことで、再び飲酒の機会が増えたと見られる」と話した。全国の小中高校は昨年5月、正常登校を始めた。

コロナ禍の中、社会的距離確保で関係が断絶し、憂鬱感やストレスを感じる児童生徒も増えた。「この1年間、2週間ずっと日常生活を中断するほど悲しかったり絶望感を感じた」と答えた中高生は、全体の28.7%だった。2013年(30.9%)以来最も高い数値だ。


チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com