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ダニー・リーがプレーオフ制しLIV初優勝、7年8ヵ月ぶりの優勝

ダニー・リーがプレーオフ制しLIV初優勝、7年8ヵ月ぶりの優勝

Posted March. 21, 2023 08:22,   

Updated March. 21, 2023 08:22

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韓国系のダニー・リー(33=ニュージーランド)がLIVゴルフ移籍後、2試合目で優勝トロフィーを手にした。米男子ツアー(PGA)とDPワールドツアーを含めて7年8ヵ月ぶりの優勝だ。

ダニー・リーは20日、米国アリゾナ州マラナのザ・ギャラリーGC(パー71)で行われたLIVゴルフの今季第2戦の最終日に2アンダー69をマークした。通算9アンダー204を記録したダニー・リーは、ルイ・ウーストハイゼン(41=南アフリカ)、カルロス・オルティス(32、メキシコ)、ブレンダン・スティール(40=米国)との3ホールにわたるプレーオフを制し、個人戦優勝賞金400万ドル(約52億ウォン)の主役になった。

他の韓国人選手ケビン・ナ(39)やキム・シファン(34)らとチームを組んだチーム戦で3位につけたダニー・リーはチーム戦賞金12万5000ドル(約1億6400万ウォン)も受け取った。同日稼いだ約54億ウォンは、ダニー・リーが15年間ツアーで稼いだ賞金(1536万3106ドル)の4分の1に当たる。

ダニー・リーはかつて「ゴルフの神童」と呼ばれた。ソウルで生まれ、8歳の時にニュージーランドに移住したダニー・リーは、ティーチングプロ出身の母ソ・スジンさんの下でゴルフを学んだ。各種アマチュア大会で優勝し、有望株として注目された。2008年全米アマチュアゴルフ選手権優勝は、ダニー・リーの人生を変えた。18歳1ヵ月という若さで優勝し、タイガー・ウッズ(48)が持っていた大会最年少優勝記録(18歳7ヵ月)を塗り替えた。翌年、プロに転向したダニー・リーは同年9月、DPワールドツアーのジョニー・ウォーカー・クラシックで優勝し、勢いに乗った。しかし、その後度重なる負傷と不調で、なかなか優勝に届かなかった。2015年7月、PGAツアーのグリーンブライアー・クラシック優勝がこの日までダニー・リーの最後の優勝トロフィーだった。

ダニー・リーは今季PGAツアー11試合に出場し、5度も予選落ちした。ケビン・ナの勧めで今年2月、PGAツアージェネシス・インビテーショナルの後、LIVゴルフに移籍した。LIVゴルフ初参戦で34位を記録したダニー・リーは、2試合目で優勝を果たした。ダニー・リーは「2015年以後、頂上を踏むことができず優勝は自分のものではないと思った」とし、「しかし今日自分の考えが変わったし、まだ良いプレーができることを確認できて嬉しい」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com