
米交通省のピート・ブティジェッジ長官が、SKオンとフォードが共同で建設している米最大規模のバッテリー生産基地を訪問した。
5日、SKオンによると、3日(現地時間)、ブティジェッジ長官は、米ケンタッキー州グレンデールの「ブルーオーバルSKケンタッキー」の建設現場を視察した。ブティジェッジ長官は、「工場が完成すれば、ここは世界で最も大きなバッテリー製造施設の一つになる」とし、「単に工場を建設しているのではなく、人々の暮らしと未来を作っている」と強調した。
ブティジェッジ長官が就任後、韓国国内のバッテリーメーカーが投資するプロジェクトの現場を訪れたのは今回が初めてだ。氏は2021年、史上最年少の39歳で交通長官に就任し、電気自動車市場の活性化政策を続けてきた。
ブルーオーバルSKケンタッキーは、SKオンとフォードの合弁法人「ブルーオーバルSK」が建設しているバッテリーキャンパスだ。628万平方メートルの敷地に、年産86GWh(ギガワット時)規模の工場が建設される。米国の単一敷地内では最大のバッテリー生産規模だ。第1工場は2025年から、第2工場は2026年から本格的なバッテリーセルの量産に突入する予定だ。ここで生産されたバッテリーは、フォードやリンカーンなどのブランドの電気自動車モデルに搭載される。
具特敎 kootg@donga.com