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ソウル地下鉄のBGMを14年ぶりに変更

ソウル地下鉄のBGMを14年ぶりに変更

Posted February. 13, 2023 08:40,   

Updated February. 13, 2023 08:40

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ソウル地下鉄の乗り換え案内放送のBGMが、「オルシグヤ」から「プンニョン(豊年)」に変わった。「豊年」は、京畿(キョンギ)民謡の「豊年が来た」を基盤にした1分9秒の曲だ。「豊年」は、先月16日から今月1日まで、順次ソウル地下鉄1~8号線の乗り換え案内放送のBGMになった。

「豊作」を作曲したパク・ギョンフン作曲家は、「『豊作が来た』のクッコリ拍子を4分の4拍子リズムに変形して現代的に作った」とし、「原曲の主旋律を維持しながらも、ピアノやドラム、ベースなどの演奏で再解釈した」と話した。

「オルシグヤ」は、2009年3月から先月までの14年間、ソウル地下鉄の乗換駅のBGMとして使われた。ソウル交通公社は、14年ぶりにBGMを変えた理由について、「エンデミックに入り、新しい日常を準備する市民に活力を与えたかった」とコメントした。

初期のソウル地下鉄のBGMは、メロディーよりは通知音に近かった。乗り換え案内のBGMを導入した理由の一つは、市民が居眠りをして乗り換え駅を逃すことが多いという苦情が相次いだためだ。ソウルメトロが運営していた1~4号線は、1998年から1999年までカッコウの鳴き声を使っていたが、2000年から鳥の鳴き声に変えた。ソウル都市鉄道公社が運営していた5~8号線は、2000年にヴィヴァルディ協奏曲「調和の霊感」の第6番1楽章を使用した。

2009年に、ソウルメトロが新たに導入した曲が「オルシグヤ」。当時、ソウルメトロは、「韓国訪問の年」(2010~2012年)を迎え、国内外の人々に国楽を知らせるために奚琴(ヘグム)と小笒(ソグム)、伽倻琴(カヤグム)、チャンゴなどの国楽器だけで演奏した「オルシグヤ」を採用した。2005年、国立国楽院が公益プロジェクトレベルで作った携帯電話の着信音だった。2012年からは、5~8号線にも採用された。「オルシグヤ」を作った作曲家のキム・ベクチャン氏は、「『オルシグヤ』が長い間愛されて感謝している」と話した。


キム・テオン記者 beborn@donga.com