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「愛の温度塔」110度、分かち合う心は熱かった

「愛の温度塔」110度、分かち合う心は熱かった

Posted February. 02, 2023 07:40,   

Updated February. 02, 2023 07:40

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「愛の実」の社会福祉共同募金会が主催する「希望2023の分かち合いキャンペーン」が、先月31日に終了した中、目標達成の指標である「愛の温度塔」の分かち合い温度は、最終で110度を記録した。今冬の募金目標額を110%に超過達成したという意味だ。

愛の実は1日、昨年12月1日から先月31日まで募金行事を行った結果、募金額は4444億ウォンと暫定集計されたと明らかにした。昨年の募金額4279億ウォンに比べ165億ウォン伸びた金額だ。今年の目標額だった4040億ウォンを満たし、愛の温度塔が「100度」を越えたのは先月16日だ。目標達成時点も、前年比1日早くなった。

募金額のうち、個人寄付金が24.1%(1071億ウォン)、法人寄付金が75.9%(3373億ウォン)だった。新韓(シンハン)・ウリィ・ハナ金融グループが、寄付金を30億ウォンずつ増額して、それぞれ160億ウォンと100億ウォン、150億ウォンを寄付した。現代(ヒョンデ)重工業と韓進(ハンジン)がそれぞれ20億ウォンを、ウミ希望財団が8億ウォンを寄付した。

愛の実側は、このように企業の寄付額が増えたうえ、コロナ禍における社会的距離確保の措置が緩和され、地域巡回の募金が再開されたことも募金額の増加に影響を及ぼしたものと見ている。今回のキャンペーンを通じて集まった寄付金は、△地域社会の安全支援、△危機的家庭への緊急支援、△社会的世話支援、△教育および自立支援などに使われる。

一方、愛の実が昨年募金した寄付金の総額は、7924億ウォンと最終集計された。個人寄付者数は77万9006人で、前年比3万7000人あまり増えた。昨年4月に、クォン・ジュンハとチョ・ガンスン氏夫婦が30億ウォン相当のファンドを寄付し、昨年11月に1億ウォン以上の高額寄付者の集まりである「オーナーソサエティ」の3000番目の会員が誕生した。慶尚北道(キョンサンブクド)・江原道(カンウォンド)の山火事(昨年4月)やウクライナ戦争で避難した高麗人への支援(5月)、豪雨被害地域(8月)などに対する特別寄付として217億5000万ウォンが集まった。

愛の実のキム・ビョンジュン会長は、「物価高と寒波などで厳しい時期の中でも、暖かい分かち合いをより多く実践して下さった方々に深く感謝申し上げる」とし、「福祉の死角地帯で助けが切実な隣人たちに対して、速やかに支援する役割に最善を尽くす」と話した。


イ・ジウン記者 easy@donga.com