Go to contents

ウクライナ戦争で毎日少なくとも22人の民間人が死亡

ウクライナ戦争で毎日少なくとも22人の民間人が死亡

Posted January. 18, 2023 08:20,   

Updated January. 18, 2023 08:20

한국어

昨年2月24日のロシアのウクライナ侵攻後、今月15日までに少なくとも7031人の民間人が死亡し、1万1327人が負傷したと、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が16日(現地時間)、明らかにした。1日平均22人が死亡し、35人が負傷したのだ。激戦地では死傷者の集計が遅れているため実際の数字はこれより多いと、OHCHR側は説明した。実際、今年1月1日から15日までに104人が死亡し、284人が負傷した。

民間人の死傷者の多くは、重砲兵部隊、多連装ロケット、ミサイル、空爆のように攻撃範囲が広い爆発兵器の犠牲となった。犠牲者のうち子どもや青少年の死者は433人にのぼる。負傷した子どもや青少年は827人。

民間人死傷者の約54%(9853人)は、両国が激しい攻防を繰り広げているウクライナ東部のドネツク、ルハンスク地域で発生した。ドンバスと呼ばれるこの2つの地域だけで4102人が死亡し、5751人が負傷したことが確認された。

これとは別に最近、米紙ニューヨーク・タイムズは、軍人の死傷者を含めると、ウクライナとロシアがそれぞれ約10万人、計20万人の死傷者を出したと推定されると報じた。


イ・チョンア記者 clearlee@donga.com