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プーチン氏「戦争終結は早いほど良い」、ウクライナ戦争の出口を模索

プーチン氏「戦争終結は早いほど良い」、ウクライナ戦争の出口を模索

Posted December. 24, 2022 09:11,   

Updated December. 24, 2022 09:11

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ウクライナのゼレンスキー大統領が米ワシントンを電撃訪問し、バイデン米大統領と会談した翌日の22日(現地時間)、ロシアのプーチン大統領が「目標は戦争を終わらせることだ」とし、「早ければ早いほど望ましい」と述べた。特に、2月のウクライナ侵攻後、「特別軍事作戦」と主張してきたプーチン氏が初めて「戦争」と述べた。プーチン氏がウクライナで一種の出口戦略を模索しているのではないかとみられている。

ロイター通信などによると、プーチン氏は同日、モスクワで取材陣に、「私たちの目標はこの戦争を終わらせること」とし、「全ての武力紛争は何らかの外交交渉によって終結する」と強調した。

プーチン氏は侵攻後ずっと「特別軍事作戦」と呼び、ロシア軍の行動を正当化してきた。政府寄りのメディアも「戦争」という表現をタブー視してきた。ロシアの一部の野党政治家は、「戦争」と言及して懲役7年に処された。プーチン氏が態度の変化を見せたのは、バイデン政権がウクライナに18億5千万ドル(約2兆3700億ウォン)の軍事支援を明らかにし、最近ロシア軍が劣勢に追い込まれている状況と無関係ではないとみられる。

プーチン氏は、米国がウクライナに支援する予定の地対空ミサイル「パトリオット」について、「配備してみるがいい。我々は破壊するだけだ」と強く反発した。


李恩澤 nabi@donga.com