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韓国の新型コロナ死者が累計3万人超に

Posted November. 21, 2022 08:38,   

Updated November. 21, 2022 08:38

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韓国国内での新型コロナウイルス感染症による死者が、累計で3万人を超えた。重症者数も2ヵ月ぶりに最多の400人台半ばまで増えた。冬季の「第7波」の影響と分析される。

20日、中央防疫対策本部によると、国内での新型コロナの死者数は同日までに累計3万31人で、初めて3万人台に進入した。国別に見ると、世界で35番目に多い数値だ。

国内で新型コロナの死者が初めて発生したのは、最初の感染者発生(2020年1月20日)から1ヵ月後の2020年2月20日だった。死者数は、今年は「オミクロン」の流行で感染者が急増した3月12日に1万人を超え、2万人(4月13日)を超えるのに1ヵ月しかかからなかった。その後、夏の再流行(第6波)を経験したことで着実に増え、2万人を突破してから約7ヵ月後の20日、3万人を超えることになった。

ただ、韓国の人口100万人当たりの死者は世界平均より少ない。国際統計サイト・アワーワールドインデータによると、16日基準で韓国の人口100万人当たりの新型コロナの死者数は577.53人で、世界平均(829.77人)より少ない。日本(387.04人)よりは多いが、米国(3182.16人)や英国(3130.64人)、フランス(2332.27人)など他の主要国より低い水準だ。

20日0時基準の重症者数は451人で、前日(419人)より32人が増えた。9月21日(494人)以来、2ヵ月ぶりに最も高い数値だ。この1週間の平均重症者数も407人で、先週(357人)より50人多かった。防疫当局の関係者は、「通常、新型コロナの流行が本格化してから2週間が経つと、重症患者が増えるが、今回もそのような傾向が繰り返されている」とし、「重症病床の稼働率はまだ30%台で、韓国の医療システムは対応可能な水準だ」と評価した。

一方、冬季の第7波の流行規模は一時的停滞現象を示している。20日0時基準の感染者数は4万6011人で、前日(5万589人)より4578人、1週間前の13日(4万8442人)より2431人が減少した。


柳根亨 noel@donga.com