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食中毒の「ノロウイルス患者」、昨年より31%増加

食中毒の「ノロウイルス患者」、昨年より31%増加

Posted November. 21, 2022 08:38,   

Updated November. 21, 2022 08:38

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この1ヵ月間に発生したノロウイルス患者は、昨年同期より30%以上増えたことが分かった。ノロウイルスとは、汚染された食べ物の摂取などを通じて食中毒を起こすウイルスだ。

20日、疾病管理庁によると、全国のサンプル監視病院208ヵ所が申告したノロウイルス患者は、この1ヵ月(10月9日〜11月12日)の間に174人で、昨年同期(133人)より30.8%増加した。疾病庁は、今年の患者が昨年より急増した理由について追加分析に乗り出す計画だ。

ノロウイルス患者は、主に冬季に発生する。ノロウイルスに感染すれば、24〜48時間の潜伏期を経た後、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れる。

ノロウイルスは、他の食中毒ウイルスと違って氷点下20度でも生き残り、食べ物の匂いや味を特に変質させない。カキや貝などの水産物を生で食べる時に感染しやすいため、食べ物を火を通して摂取するのが確実な予防法だ。

ノロウイルスは患者が触った物と接触後、その手で口に触ったり、食べ物を食べる時も感染することがある。このため、保健当局は手洗いを生活化しなければならないと強調する。ノロウイルスは粒子が小さく、物の表面によくくっつく特徴があり、手を洗う時、洗浄剤を使って流水で30秒以上洗わなければならない。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com