ＥＸＯのチェンが３枚目のソロアルバム、「新しいスタート、今の自分をもっと見せたい」

「新しいスタート」

ボーイズグループＥＸＯのメンバー・チェン（３０）が、１４日発売した３枚目のソロミニアルバム「消えつつある」を定義した言葉だ。この日のオンライン記者懇談会で、チェンは「自分に多くの変化があったし、これを前向きに受け止めている。以前の自分ではなく、今の自分をもっと見せたい」と話した。アルバムには、タイトル曲「消えつつある」をはじめ、チェンが作詞した「アイ・ドント・イブン・マインド」など６曲が収録されている。

２０１９年１０月に出た２枚目のソロミニアルバム「愛する君へ」のリリース後、約３年ぶりにリリースするアルバム。その間、チェンはＥＸＯメンバーの中で初めて結婚し、２人の娘の父親になった。チェンは、「３年間の経験と感情で、私が変わった。私はどんな姿だったのかたくさん考えた。後悔する点、良かった点を土台に再び始めようという決意を込めた」と話した。さらに、「収録曲ごとに、別や愛、幸せなどに関する考えと表現を込めようとした」と話した。

タイトル曲「消えつつある」のプロモーションビデオは、ドラマ形式で作られた。最近、大半のＫポップのプロモーションビデオに歌手本人が登場するスタイルとは異なり、別れる２人の恋人役の俳優のパク・ヘスとファン・セオンのみ出演する。チェンは、「私が歌う姿を入れるべきか悩んだが、ひたすら俳優たちの演技だけで感情を表現するのが正しい。仮編集版を見て拍手をした。二人の俳優の手振りや目つき一つ一つが、私の心に触れた」と話した。

これまで集中してきたバラードだけでなく、他のジャンルに裾野を広げるという抱負も明らかにした。彼は、「幼い頃からバラードが好きだったし、今もとても愛している」としながらも、「多彩なジャンルに挑戦してみたい。軽い振り付けが入る曲もお見せしたい」と話した。

金哉希 jetti@donga.com