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韓国、砲弾10万発輸出を米国と協議…米紙「在韓米軍の在庫をウクライナに提供」

韓国、砲弾10万発輸出を米国と協議…米紙「在韓米軍の在庫をウクライナに提供」

Posted November. 12, 2022 08:32,   

Updated November. 12, 2022 08:32

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韓米政府が、韓国製砲弾を米国経由でウクライナに提供することで合意したという米紙報道について、国防部は11日、米国を最終使用者とすることを前提に(弾薬輸出の)協議が進められていると明らかにした。軍は同日、立場文で、「米国内で不足する155ミリ弾薬を補充するために、韓米企業間の輸出協議が行われている」と明らかにした。そして、「ウクライナに殺傷兵器を提供しないという政府の方針に変わりはない」と強調した。

これに先立ち、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日(現地時間)、今月初め、韓米定例安保協議会議(SCM)に出席するためにワシントンを訪れた李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官がオースティン米国防長官に会い、韓国の155ミリ砲弾10万発を米国が購入し、ウクライナに提供することで原則的に合意したと報じた。在韓米軍も今月初め、砲弾の在庫をウクライナに支援することが確認された。在韓米軍広報担当は同紙に、「一部装備の支援を要請された」としながらも、「これは私たちの作戦と同盟である韓国の防衛に専念するという約束に何の影響もない」と説明した。155ミリ砲弾は、韓国軍の自走砲K9のような曲射砲に使用される。同紙の報道について、米国防総省のマイナーズ報道官は声明で、「韓国の防衛産業界と砲弾の購入を協議中」と答えたが、具体的な内容については言及しなかったと、AP通信は報じた。


金民 kimmin@donga.com