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大学生の息子を失った米国の父親「韓国警察に完全に失望」

大学生の息子を失った米国の父親「韓国警察に完全に失望」

Posted November. 05, 2022 08:59,   

Updated November. 05, 2022 08:59

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「韓国警察に完全に失望した。彼らはしなければならないことを果たすことができなかった。責任を負わなければならない」

ソウル梨泰院(イテウォン)圧死惨事で大学生の息子を失った米国人の父親が、地元メディアとのインタビューで、事故を防ぐことができなかった韓国政府に対して失望感を吐露した。3日(現地時間)、アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙(AJC)によると、惨事の犠牲者スティーブン・ブレシさん(20)の父親スティーブ・ブレシさん(62)は2日、同紙に心境を明らかにした。

ブレシさんはインタビューで、「常に挑戦心を持っていた息子が人生初の冒険に行った所が韓国だった」と話した。スティーブンさんは、米ジョージア州のケネソー州立大学で国際経営を学び、交換留学で漢陽(ハンヤン)大学に通っていた。ブレシさんは、惨事の知らせを聞いて息子に連絡したが連絡がつかなかった。数時間後、息子の電話に出た韓国の警察官は、携帯電話が事故現場で発見されたとだけ言った。その後、ブレシさんは米国大使館から息子の死の知らせを聞いた。

同紙は、ブレシさんが韓国政府がハロウィーンイベントを扱った方式に憤っていると伝えた。遺体は、大使館の助けで韓国で火葬され、地元の葬儀場に運ばれる予定だ。

今回の惨事で亡くなったもう一人の米国人、アン・マリー・ギスケさん(20)は、ブレシさんの友人で、一緒に梨泰院を訪れて被害に遭った。


金民 kimmin@donga.com