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米ステレス戦闘機F35Bが群山到着、韓国の地上基地で初展開

米ステレス戦闘機F35Bが群山到着、韓国の地上基地で初展開

Posted November. 02, 2022 08:48,   

Updated November. 02, 2022 08:48

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在日米海兵隊のステルス戦闘機F35B4機が、全羅北道(チョンラプクト)の群山(グンサン)基地に到着したと、米第7空軍が1日、明らかにした。F35Bが国内基地に展開するのは初めて。

在日米海兵隊岩国航空基地所属のF35Bは、4日まで行われる韓米合同空中訓練「ビジラント・ストーム」に参加し、韓国空軍と様々な作戦訓練を遂行する予定だ。F35Bは垂直離着陸が可能で、空母や強襲揚陸艦からも出撃することができる。有事の際、様々な戦場環境で即座に出動し、地上軍作戦支援任務などに投入される。先月31日に始まったビジラント・ストームには、韓国空軍のステルス機F35AやF15K、KF16、米空軍の電子戦機EA18など約240機の両国の軍用機が参加している。

96時間休むことなく過去最大の約1600ソーティー(出撃回数)にわたって、攻撃編隊軍や緊急航空阻止などの主要航空作戦が実施され、最大武装装備および空中給油の訓練などが行われる。軍関係者は、「可能なすべての能力と範囲で、韓米空軍の戦時作戦手続きを点検することになる」と述べた。

北朝鮮外務省は先月31日、談話でビジラント・ストームを取り上げ、「軍事的挑発を続ける場合、より強化された次の段階の措置を考慮することになる」とし、「米国と南朝鮮の持続的な無謀な軍事的動きにより、朝鮮半島(韓半島)と周辺地域の情勢は再び厳重な『強対強』の対決局面に入った」と警告した。専門家らは、北朝鮮が米中間選挙(8日)を狙って、近いうちに大陸間弾道ミサイル(ICBM)の挑発や7回目の核実験を強行する可能性があるという見方を示した。


ユン・サンホ軍事専門記者 シン・ジンウ記者 군사전문기자 · niceshin@donga.com