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習近平主席「一人独裁」時代、指導部全員が最側近

習近平主席「一人独裁」時代、指導部全員が最側近

Posted October. 24, 2022 09:23,   

Updated October. 24, 2022 09:23

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中国の習近平国家主席が3期目を確定し、事実上の「一人独裁」時代が開かれた。中国共産党の最高指導部である常務委員会全員を自身に忠誠を尽くす最側近で満たし、40年間余り維持されてきた集団指導体制を完全に崩壊させた。後継者を指定していないうえ、習氏の核心的な地位を国家憲法よりも上位の共産党「党規約」に盛り込み、終身政権の道を開いた。

習氏は第20回中国共産党大会(党大会)閉幕翌日の23日、第20期中央委員会第1回全体会議(1中全会)で発表された7人の政治局常務委員のうち、最初(序列1位)に名前が挙がり、少なくとも5年の政権延長を確定した。来年3月の全国人民代表大会(全人代)で首相に指名される序列2位に自身の最側近である李強・上海市共産党委員会書記を任命した。常務委員に新たに入った序列5位の蔡奇・北京市党委員会書記、6位の丁薛祥・党中央弁公庁主任、7位の李希・広東省党委書記も習氏の最側近グループである「習家軍」だ。常務委員に残った序列3位の趙楽際・党中央規律検査委員会書記、4位の王滬寧・党中央書記局書記もそうだ。

習氏と牽制関係にある中国共産主義青年団(共青団)出身の李克強首相(67)と汪洋・全国政治協商会議主席(67)は前日公開された党中央委員205人から脱落し、最高指導部から退いた。中国最高指導部の退任年齢である68歳になっていないにもかかわらず、改革勢力とされる2人が追放されたのだ。

特に、かつて習氏の後継と見なされ次期最高指導者とされた共青団出身の胡春華副首相(59)は23日、政治局常務委員だけでなく、24人で構成された政治局員からも外れた。「習近平3期」に習氏の権力を牽制する勢力が全滅したのだ。

中国共産党は22日に採択された「党規約(改正案)」で、「二つの確立を盛り込むことは、党中央の集中統一指導の堅持と強化に有利」と明らかにした。「二つの確立」とは、習氏の核心地位と党中央の権威及び習氏への権力集中を意味する集中統一指導を確立することを意味する。日本の朝日新聞は、「習1強時代」が開かれたと報じた。英紙フィナンシャル・タイムズは、「中国は今、すべて習氏に服従しなければならない」と指摘した。

国家安保戦略研究院のパク・ビョンクァン国際協力センター長は、「権力を独占した習氏が米国に対してさらに攻勢に出てくるだろう」とし、「韓国にも『米国側につかない』という強圧的な要求をする可能性が高まった」と指摘した。


金祺容 kky@donga.com