Go to contents

救急救命室の患者は診療優先に、コロナ検査は必要な場合に限定 福祉部が指針改正

救急救命室の患者は診療優先に、コロナ検査は必要な場合に限定 福祉部が指針改正

Posted October. 13, 2022 08:57,   

Updated October. 13, 2022 08:57

한국어

今後、病院の救急救命室を訪れた患者は、診療が終わった後に必ず必要な場合に限って新型コロナウイルス感染症の検査を受けることになる。これまでは明確な基準がなく、病院によってコロナ検査をしてから診療を行う場合が少なくなかった。

曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官は12日、中央災難安全対策本部会議で「円滑な応急診療のために選別検査や隔離関連の内容を整備する」とし、このような方針を明らかにした。政府は17日、関連指針の改正案を各医療機関に配布する計画だ。

今回の指針の主要内容は救急救命室の患者を原則的に優先診療すること。その後、医療スタッフがコロナ検査が必要だと判断した患者に限ってコロナ検査を実施することになる。既存の指針では「優先診療」の言及がなく、診療を急がなければならない患者がコロナ検査の結果が出るまで待たされる例が少なくなかった。

また、有症状者と感染者の同居する人など「疑い患者」が救急室内の1人隔離病床を使用できるようにした規定をなくし、一般病床で診療を受けられるようにした。保健福祉部の関係者は、「冬のインフルエンザと新型コロナの流行に備えて、救急救命室の診療の効率化を図った措置だ」と説明した。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com