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IOC「戦争支持しないロシア選手の五輪出場許可を検討」

IOC「戦争支持しないロシア選手の五輪出場許可を検討」

Posted October. 03, 2022 08:50,   

Updated October. 03, 2022 08:50

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国際オリンピック委員会(IOC)が戦争を支持しないロシア選手たちの五輪出場許可を検討している。

トーマス・バッハIOC会長(写真)は先月30日(現地時間)、イタリアのメディア「コリエレ・デラ・セラ」とのインタビューで、「ロシアとウクライナの戦争はロシア選手たちが始めたわけでではない。ロシア政権と距離を置くロシア選手は中立国選手の資格で競争できようにしなければならない」と述べた。ロシアが2月ウクライナに侵攻すると、IOCはロシアとベラルーシ選手のすべての国際大会への参加を禁止した。

すでに一部の競技は2024年パリ五輪予選が始まっている。IOCが戦争を支持しないロシア選手の五輪出場を認めても、多くの国で開かれる予選試合などに出るのは容易ではない。バッハ会長は「一部の国がロシアのウクライナ侵攻に抗議する形でロシア選手に対するビザ発給を拒否している。また、自国選手がロシア選手と競争することを認めていない」とし、「スポーツが国家間の報復手段として使われているのが現実だ」と話した。

バッハ会長は、五輪は政治的中立を守り、平和に寄与する使命を持っていると強調した。バッハ会長は、「五輪は厳しい時期に人々を一つにまろめることができる。IOCの主要業務はオリンピックを開き、スポーツを通じて人類を統合することだ」と話した。


金東昱 creating@donga.com