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孫興民、3シーズン間平均300時間飛行し22万キロを移動

孫興民、3シーズン間平均300時間飛行し22万キロを移動

Posted June. 10, 2022 09:07,   

Updated June. 10, 2022 09:07

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この3シーズン、孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)の飛行距離が22万キロを超え、飛行時間も300時間に達したることが分かった。

国際プロサッカー選手協会(FIFpro)は独自研究の結果、1シーズンに選手が疲労を解消し負傷せずにプレーできる最大試合数は55試合程度で、孫興民は2020~2021シーズンまでの3シーズンの平均は、これを上回る約57試合に出場したと伝えた。同期間、チームメイトのハリー・ケイン(159試合)より13試合にもっと出場した上、飛行距離も計22万3637キロで、ケインより13万7370キロが長かった説明した。孫興民は、ケイン(123時間)の2倍を超える300時間の飛行時間を記録した。調査対象となった選手の46.9%が移動距離が遠くなるにつれ、2つのタイムゾーンをまたいだが、孫興民がタイムゾーンを越えた回数は204回だ。ケインは140回。

FIFproは、このようにアジア選手が欧州の選手に比べて代表戦などに参加する過程で、より厳しい疲労にさらされかねないと指摘した。イタリアのセリエAでプレーする日本代表DFの吉田麻也(サンプドリア)は、「国際試合後、遠くへ移動しなければならないアジア選手たちは疲れている」とし、「国際サッカー連盟(FIFA)やアジアサッカー連盟(AFC)がこれに関連してどのような役割を果たしているのか分からない」と話した。

FIFproのジョナス・ベアホフマン事務局長は、「私たちは選手を保護する義務がある」とし、「移動距離と試合数を減らし選手酷使が生じないよう制度を整備しなければならない」と話した。

韓国プロサッカー選手協会のキム・フンギ事務総長は、「FIFAやAFC主催の国際大会は期間を延ばして十分に回復した後、試合を開催するFIFproと共に声を出す」と話した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com