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韓国戦争参戦米軍の遺骨が72年ぶりに家族のもとに

韓国戦争参戦米軍の遺骨が72年ぶりに家族のもとに

Posted April. 29, 2022 08:37,   

Updated April. 29, 2022 08:37

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韓国戦争中に戦死した米軍の遺骨が72年ぶりに故郷に戻った。28日(現地時間)、米国の政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は1950年の長津湖(チャンジンホ)戦闘で死亡したロイ・ドラウター兵長(写真)の遺骨が22日、故郷のメリーランド州ヘイガーズタウンに埋葬されたと報じた。

ドラウター兵長は1948年、米陸軍に入隊し、韓国戦争勃発後、すぐに戦場に投入された。1950年11月、彼が属していた米第7歩兵師団第32歩兵連隊は、中国人民義勇軍の襲撃を受けたが、彼もその時死亡した。ドラウターさんの遺骨は2018年の第1回米朝シンガポール首脳会談以降、北朝鮮が米国に渡した55個の遺骨箱に含まれた。

3歳の時に父親に会ったのが最後だという娘のシャリンさん(74)は、「いつも父親がどこにいるのか気になっていた。学生時代、戦争映画を見て父親の痕跡を見つけた」と話した。姉のエヴァリンさん(93)も「死ぬ前に弟を見るのが夢だった」と話した。


イ・チェワン記者 chaewani@donga.com