Go to contents

60代以上のオンライン消費が2年間で2.5倍に

60代以上のオンライン消費が2年間で2.5倍に

Posted April. 22, 2022 08:43,   

Updated April. 22, 2022 08:43

한국어

コロナ禍の中、非対面消費が広がり、60代以上の高齢層のデジタル消費が2年間で約2.5倍に急増したことが分かった。彼らはモバイルショッピングはもとより、配達アプリケーション(アプリ)やオンライン動画サービス(OTT)など、全ての分野で素早く消費を増やした。

21日、新韓(シンハン)カードのビッグデータ研究所は、2019年から2021年までの新韓カードの個人会員のデジタル消費データを分析し、このような結果を発表した。これによると、昨年のオンライン業種全体のカード決済件数は、新型コロナ以前の2019年に比べて71%伸びた。これには、オンラインショッピングや配達アプリ、簡単決済やOTTなど、オンライン上で行われた消費がすべて含まれている。

特に、年齢層が高いほど、オンライン消費の増加傾向が目立っている。60代以上の決済件数は、2年間で142%も急増した。50代の決済件数も110%伸びた。続いて40代(84%)や30代(63%)、20代(45%)の順だった。デジタル疎外階層に挙げられていた50代や60代が、新型コロナを機に、非対面消費のトレンドに早く適応したという分析が出ている。

詳しくは、配達アプリと生鮮食品の配送サービスの決済も、中年層の割合が目立って伸びた。50代以上の配達アプリの決済割合は、2019年の5%から昨年は9%に伸びた。生鮮食品モールの利用割合も14%から21%に伸びた。

ネットフリックスのようなOTTや音源ストリーミングサービスも、50代以上の消費が活発になった。OTTの利用件数で20代や30代が占める割合は、2019年の73%から昨年は65%に減った一方、50代以上は9%から13%に伸びた。50代以上の音源ストリーミング決済の割合も、7%から11%に伸びた。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com