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ネイバーの第2社屋は世界初の「ロボットにやさしい建物」に

ネイバーの第2社屋は世界初の「ロボットにやさしい建物」に

Posted April. 14, 2022 08:20,   

Updated April. 14, 2022 08:20

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「『チームネイバー』は、まさにこの空間でシナジー効果を生み出しながら、新しい技術の融合も試みようとしています」

13日、「ネイバーミートアップ(Meetup)」行事でネイバーの未来計画について発表したネイバーの崔秀姸(チェ・スヨン)代表(41)は、イベント会場として京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)のネイバー第2社屋「1784」を選んだ理由についてこのように明らかにした。検索やコマース、コンテンツ、企業間取引(B2B)、ロボティクスに至るまで、多様な事業分野を包括するネイバーの未来を視覚的に表現するのに最適な場所だったという。ネイバーの既存の社屋のすぐ隣に、今年完成した1784には、まだ一部の役職員だけが入居しており、外部に公開されたことがない。

ネイバーラボやネイバークラウド、ネイバーワークスなどがこれまで研究してきた多様な技術が適用された1784で最も目立つのは、人に代わって仕事をこなすロボットだった。段差のない床設計をもとに、「ルーキー」というロボットが専用エレベーター「ロボットポット」を使って自動的に郵便物と宅配を役職員の席まで届けている。ルーキーは、建物内部に構築した第5世代(5G)モバイル通信特化網とネイバークラウド環境を基盤に、外部の命令を受けて自動的に作動するブレインレスロボットだ。

ルーキーが、人の上半身のようなロボット「アンビデックス」の前に行くと、拭き掃除をして消毒するところや、ドローイングロボット「アルトー1」がスマートパッドに絵を描くところも見ることができた。ネイバーの関係者は、「1784は、世界初のロボットにやさしい建物だ」とし、「1784の住所(178-4番地)で始まったプロジェクト名から出発し、1784年に産業革命が始まったという意味を生かして、大規模な『テックコンバージェンス』のための社屋名に決めた」と説明した。


金道炯 dodo@donga.com