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23年間毎月2回、献血500回の牧師

Posted April. 02, 2022 08:25,   

Updated April. 02, 2022 08:25

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「献血は、隣人への愛を実践する最も簡単な方法です」

先月31日、500回目の献血のため、大韓赤十字社の「献血の家」世宗(セジョン)センターを訪れたキム・ヨンギ牧師(55、楽しい教会)は、はにかんだ表情で話した。キム牧師は、1999年に初めて献血後、23年間、月平均2回ずつ献血してきた。2カ月に1度行う「全血献血」ではなく、1カ月に2度可能な「成分献血」をしたのだ。氏は、「当時、青年部の長老が希少血液型だったにもかかわらず、100回以上献血しているのを見て感銘を受け、あの時から献血をするようになった」と説明した。

キム牧師は、献血の大切さを知らせるキャンペーンに積極的に乗り出し、赤十字社のボランティアとしても多くの活動をこなしてきた。このような功労が認められ、2019年には保健福祉部長官から表彰まで受けた。氏は、「健康を失うと、献血もできなくなるだけに、テニスのような弛まぬ運動とバランスの取れた食事で健康を管理している」と明らかにした。

赤十字社大田(テジョン)世宗忠南(チュンナム)血液院のクォン・ヘラン院長は、「新型コロナ以降、血液需給が非常に難しい状況だが、献血を通じて多くの命を救ったキム牧師に感謝する」とし、「新型コロナの感染者も、隔離解除日から4週後からは、献血が可能だというのが医学界の説明だ。より多くの人が献血に参加してほしい」と述べた。


李基鎭 doyoce@donga.com